２日に東京都庁発着で行われた東京マラソンで、グラミー賞を３度受賞した元ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズが参戦していたことが４日までに明らかになった。米メディアが報じた。

　米「ピープル誌」電子版は「全身黒のランニングギアと明るい黄色のナイキのロードレーサーを履いたスタイルズが滑らかなストライドを披露し、手を振って声援を送るファンに感謝する様子が捉えられている」と伝えた。さらに「東京マラソンの公式ウェブサイトの予備記録によると、スタイルズ選手のネットゴールタイムは３時間２４分７秒（グロスタイムは３時間３７分１９秒）でした」とタイムなども詳報。順位は「完走した２万６７０６人のランナーの中で６０１０位」だったという。

　東京マラソンには日本からも多くの芸能人が参戦。タレント・井上咲楽は５度目の東京マラソン出場で３時間２４分２３秒（ネット）の自己ベストでゴールした。その後、自身のＸに「ハリー・スタイルズさんに１６秒負けました…」と投稿。フォロワーの大きな反響を呼んだ。

　スタイルズは英国のテレビ番組出演から誕生したワン・ダイレクションのメンバーとしてデビュー。人気を博し、楽曲は日本のテレビＣＭでも使用された。その後、ソロ活動を展開。グラミー賞も獲得した。