正月の箱根駅伝を制覇した青学大の原晋監督が２７日、都内で「ａｄｉｄａｓ　ＡＤＩＺＥＲＯ　Ｓｐｅｃｉａｌ　Ｔａｌｋ」に参加。東京マラソンに太田蒼生（４年）が初参加することについて「彼ならやってくれると思いますけども、あまり過度の期待はしないでください。東京マラソンは世界ナンバーワンのカテゴリーの大会。そこに学生が、先頭の（１キロ）２分５３秒の集団に付こうとしてますので、不安で不安でしょうがないです。親心です。まあでも、彼はナルシストですから、なんか魔法がかかるかもしれませんね」と冗談まじりにエールを送った。

　イベントでは、太田本人からビデオメッセージが届いた。動画内で太田は原監督に「優勝できたら、おいしいお肉期待しちゃっても良いですか？！」と、ご褒美をおねだり。それに対し原監督は「優勝したら、肉どころの騒ぎじゃありませんよ！ハワイでもヨーロッパでもどこでも連れて行ってあげますよ！優勝でしょ？！」と太っ腹だった。

　さらに「ケニアからもたくさん優秀な選手が来ますから、ものすごくハードルが高い。日本人トップでも、銀座の回らないおすしに連れて行ってあげますよ！」とあおった。