千葉百音 SP2位発進 2連覇懸かり「緊張が過去一番」ジャンプ二つ回転わずかに足りず
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(21日、ソウル)
ペアは世界選手権(3月・米ボストン)代表の三浦璃来(23)、木原龍一(32)組=木下グループ=が合計217・32点で2年ぶり2度目の優勝を果たした。ショートプログラム(SP)に続いてフリーもトップだった。女子SPは2連覇が懸かる千葉百音(19)=木下アカデミー=が71・20点で2位発進。千葉とともに世界選手権代表の樋口新葉(ノエビア)は7位、松生理乃(中京大)は13位につけた。欧州以外の国・地域で争い、22日に男子とアイスダンス、23日に女子の各フリーを実施する。
2位発進となった千葉の出番は地元韓国の金采衍が好演した直後だった。「緊張が過去一番」という中で、SPの自己ベストに肉薄した。ステップとスピンは最高難度をそろえた一方、ジャンプ二つで回転がわずかに足りなかった。「悔しかったところ、良かったところを消化してエネルギーをためたい」と、2・82点差を追うフリーを見据えた。





