堀島行真 今季初V「とても素晴らしい気持ち」 9戦目で手にした待望の通算19勝目

 「フリースタイルスキー・モーグルW杯」(6日、米ユタ州ディアバレー)

 北京冬季五輪銅メダルの男子の堀島行真(27)=トヨタ自動車=が86・24点で制し、今季初勝利で通算19勝目を挙げた。島川拓也(日本仮設)は12位だった。女子は冨高日向子(多摩大ク)の5位が日本勢最高で、伊藤真凜は7位、田口友麻(ともに早大)は10位、藤木日菜(武庫川女大)は14位。ジェーリン・カウフ(米国)が今季3勝目、通算11勝目をマークした。

 9戦目で手にした待望の今季初勝利に堀島がガッツポーズを重ねた。2002年冬季五輪会場の難コースで、ミラノ・コルティナ冬季五輪を見据えて磨きをかける高難度のエア(空中技)を決めて価値ある1勝。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)のインタビューに「今夜はとても素晴らしい気持ち」と白い歯を見せた。

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