アイスホッケー女子 日本が大量7ゴール大勝で4大会連続五輪へ白星発進 最終予選初戦で仏撃破 2得点の輪島夢叶「自信持ってシュートを打てた」

 「アイスホッケー女子・ミラノ・コルティナ五輪最終予選、日本代表7-1フランス代表」(6日、nepiaアイスアリーナ)

 4大会連続出場を狙う世界ランキング7位の日本代表「スマイルジャパン」は初戦で同13位のフランスと対戦し、7ゴールをマークし、快勝で白星発進を決めた。

 第1ピリオドの開始2分過ぎにFW伊藤麻琴のロングシュートが決まり、幸先よく先制。さらに7分30秒に、FW輪島夢叶が右サイドから巧みにねじ込んで2点目。さらに15分過ぎには輪島が2得点目をあげて、主導権を握った。

 第2ピリオドも勢いそのままに22分過ぎにFW小山玲弥、28分過ぎに伊藤が追加点。1点を返されたが、第3ピリオドにはFW野呂莉里が得点を奪うと、DF関夏菜美のロングシュートも決まり、大勢は決した。

 飯塚祐司監督は「選手がチャンスでしっかり決めてくれた。相手に流れを渡さずに戦ってくれた。攻撃面では積極的に、いいコースに打てていた。北京を経験してない選手が重圧に負けることなくプレーしていた。成長を感じる。あと2試合、どの試合も気が抜けない。万全の準備で挑みたい」と、振り返った。

 2得点の22歳の輪島は「スタートちょっとバタバタしたが、点数も決められていい内容だった。1点目も自信もってシュート打てた。結果としてよかった。めちゃくちゃ緊張したが、楽しんでプレーしようと思った」と笑顔で振り返った。同じく2得点の伊藤は「無事勝つことができてホッとしてます。ゴールに向かっていったことが得点に繋がった。必ずあと2戦勝って、五輪切符をつかみたい」と力を込めた。

 ミラノ五輪の出場枠は10。すでに世界ランク1~6位と開催国のイタリアが決まっており、残り3枠を3グループに分けられた最終予選で決定。最終予選G組は日本(7位)、フランス(13位)、ポーランド(20位)、中国(12位)の4カ国で争われ、組1位が出場権を獲得する。

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