柔道日本代表がGSから帰国 新ルールで金3 鈴木監督手応え「勝機は十分にある」

 柔道男女日本代表が4日、28年ロサンゼルス五輪へ向けた新ルールが初めて施行されたグランドスラム(GS)パリ大会から羽田空港に帰国した。女子の3選手が金メダルを獲得し、鈴木桂治監督は「勝機は十分にある」と一定の手応えを示した。

 相手の袖口に指を入れる組み手など一部反則が緩和され、「有効」も8年ぶりに復活。「これまで外国人選手にパワーで振り回されて技ありで(試合が)終わっていたが、有効なら大丈夫という精神的余裕がある。ただ袖口は全く切れない選手もいて、腕力は日本人にマイナスになる可能性もある」と1大会を終えての見解を語った。

 14日にはパリ五輪代表の阿部詩(パーク24)らが実戦復帰するGSバクー大会が始まる。「ルールのデータを出して選手に提供したい」とさらなる適応を見据えた。

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