北口榛花「大賞すごくうれしい」 大人っぽい装いで登壇、目標は世界陸上で金&自己記録更新 日本プロスポーツ大賞
「第54回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞授与式典」が29日、都内のホテルで行われ、パリ五輪陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花(26)=JAL=が大賞を受賞。石破茂内角総理大臣から賞状を受け取り「活躍された日本人選手がたくさんいらっしゃる中で大賞をいただけてすごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
黒いワンピースにジャケットと、大人っぽい装いで壇上に登場した。スタイリストのいくつかの提案からチョイスした衣装だといい、「スカートの部分がいつもの素材と違って、自分がいつも着ている服と違うので楽しいなと思って選びました」と照れ笑いしながら報道陣に説明した。
この冬からは柔道やバドミントンに加えクロスカントリースキーにも挑戦し、トレーニングに取り入れている。「滑ったり、板に乗ったり、今までやってこなかった動き。新しい刺激を入れるという意味でチャレンジしている」。多種多様な競技に踏み込み、新たな考え方を吸収する。
今年の目標は9月に東京で行われる世界陸上での金メダルだ。「日本人の方々が会場に来てくれる。世界で一番で感じるものを共有したい。あとは、(67・38メートルの)自己記録を更新して、少しでも70メートルに近づけるように」。新たな目標に向かい、日本の大勢のファンの前で大記録をたたき出して見せる。




