秋本美空「世界に通用する選手に」SVリーグ姫路入団 目標は“レシーブもつなぎもできる”高橋藍
バレーボール大同生命SVリーグ女子の姫路は24日、兵庫県姫路市内で東京・共栄学園高のアウトサイドヒッター・秋本美空(3年)ら3選手の入団会見を行い、秋本は「世界を知っている(セリンジャー)監督の下でプレーしたいと思い、入団を決めた。世界に通用する選手になりたい」と抱負を語った。
母は12年ロンドン五輪銅メダルの大友愛さんで、入団にあたっては「監督の考え方はいい考え方なので、成長できると思うから頑張って」と激励されたという。この日は愛さんも会場を訪れ、まな娘の会見を見守った。
すでに姫路の練習には数度参加しており、3月から本格合流の予定。目標の選手には男子バレーの高橋藍(サントリー)を挙げ、「高橋選手はスパイカーだけど、レシーブもつなぎもできるので、自分もそういう選手になりたい」と話した。
姫路は昨年12月の全日本選手権で初優勝を果たし、SVリーグでも3位につける。秋本とともに全日本高校選手権で準優勝した東京・下北沢成徳高の河俣心海(3年)、愛媛・今治精華高の矢田和香(3年)も入団する。
◇秋本美空(あきもと・みく)2006年8月18日、神奈川県出身。小学2年で競技を始め、共栄学園中3年では全国中学大会で優秀選手に選ばれた。22年から世代別の代表に選出され、共栄学園高1年時の23年には16歳で日本代表候補に登録された。今年1月の全日本高校選手権では決勝で35得点を挙げ、同校の19年ぶりの優勝に貢献した。185センチ。ポジションはアウトサイドヒッター。最高到達点は301センチ。





