十両紫雷がまた額から流血 前日に続き頭からぶちかますも「根性があっても勝てていないと…」 眉間からへ赤い血がタラ~リ
「大相撲初場所・9日目」(20日、両国国技館)
十両紫雷が前日に続いて額から流血した。この日は幕内で平幕輝と対戦。いつも通りに低く頭から当たって相手の顔の下に頭を入れたが、相手に起こされて寄り切りで敗れた。
土俵を割った後、紫雷の額から赤い血がタラ~リ。顔面が真っ赤に染まって相手の上半身に返り血を浴びせた前日ほどの出血量ではなかったが、悔しそうな表情でタオルで血をぬぐった。
幕内で初めての取り組みを「自分的には目の前の一番という感覚。幕内でやれるのは感謝していますが15日のうちの一番でした」と振り返った紫雷。大流血翌日にもかかわらず、この日も頭から当たる根性を見せたことについては「根性があっても勝てていないと…。必要なことだから。必要なら首が折れてもいく。それはどの力士も一緒だと思う。そうじゃなければ、いる意味がない」と話した。前日は病院には行っていないとし「よく割れる方だけど。(昨日は)ここしばらくではないくらい(の量の流血)だった。次は白星で。次につながるようにしたい」と前を向いた。
勝った輝は3勝6敗、敗れた紫雷は2勝7敗となった。





