大相撲 大相撲パリ公演が復活 男女平等問われ八角理事長「100年後もこの形で」「男女で戦うわけにはいかない」
「大相撲初場所・8日目」(19日、両国国技館)
日本相撲協会が国技館内で会見を開き、来年6月のフランス・パリ公演開催を発表した。質疑応答では海外記者から男女平等、ダイバーシティ(生物多様性)の捉え方について質問を受ける場面があった。
八角理事長(元横綱北勝海)は、男女平等の大切さを前置きした上で「100年後もこの形で続けていきたい」と、大相撲を変容させるつもりがないことを明言。春日野事業部長(元関脇栃乃和歌)は「男女で戦うわけにはいかない。(女相撲は)アマチュアの方にお任せする」と語った。
約30年ぶりのパリ公演は来年6月13、14日にアコー・アリーナで開催。世界最大のプロレス団体である米WWEなどに関わる有名プロモーター、ダヴィド・ロスチャイルド氏とAEGプレゼンツ・フランスがプロデュースする。
八角理事長は「日本の伝統文化を広げたい」と意気込みを口にした。


