大相撲 大鵬さんの命日に孫の納谷が勝利!部屋を出る前に仏壇に手を合わせ「勝ったことを報告できる」と安堵

 北乃庄(手前)を突き落としで破る納谷(撮影・中島達哉)
 北乃庄(手前)を突き落としで破る納谷(撮影・中島達哉)
 北乃庄(右)を突き落としで破った納谷(撮影・中島達哉)
3枚

 「大相撲初場所・8日目」(19日、両国国技館)

 32回の優勝を誇り、2013年に死去した昭和の大横綱」大鵬さんの命日。孫で東三段目6枚目の納谷(大嶽)は北乃庄(放駒)を突き落とし、3勝1敗とした。

 立ち合いから土俵際に押し込まれたが、左に回り込みながら逆転。「先手を取られて勝ったけれど内容はダメ。次は前に出られるようにしたい」と語った。

 この日は偉大な祖父の命日。朝には弟の幕下夢道鵬、幕内王鵬とともに仏壇に手を合わせたという。「意識し過ぎないようにしましたが、硬かったですね」と気負いを認めつつ「勝ったことを報告できる」と胸をなで下ろした。打ち出し後に、改めて仏壇に向かうという。

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