大相撲 NHKの「ありがとう北の富士さん」にファン反響 美しきスー女「ずっとかっこいい」舞の海氏「説教する酒は飲まなかった」
NHKの大相撲中継で18日、昨年11月12日に82歳で死去した元横綱北の富士勝昭氏の特集「ありがとう北の富士さん」が放送され、相撲ファンの大きな反響を呼んだ。
北の富士氏はNHKの大相撲中継で長きに渡って解説を務め、愛のあるゲキなどで人気を博した。番組では力士時代、そして親方時代の言葉をつむいだ。
昭和末期に九重部屋の黄金時代を築いたが「褒めて意気に、気持ち良くさせてやっていくやり方。それはやってきたと思うね。稽古を気持ち良くさせるのはなかなかね」と語っていた北の富士氏。「よく遊んだ。千代の富士や北勝海とはね。2人に限らずよく遊びにいったよ。でもウチはよく稽古した。よその部屋にいってウチの部屋の稽古を見たらひと味違ったからね」と胸を張っていた。
今後の相撲界に向けて「今から部屋持って若い子を育てる自信はない。そういう世の中だから各自が考えてやってもらいたい」と親方陣にゲキを飛ばしていた北の富士氏。NHKの相撲中継でコンビを組んだ舞の海氏も「北の富士さんの話を聞いてると、時代の先、先を行ってる。話は明るく面白いんですけど、内面は相撲に対して保守的で伝統を重んじるところはありました」と回顧。「北の富士さんに旅番組をやってもらいたかったですね」と語り、「説教する酒はまず飲まなかった」と故人をしのんだ。
この放送には芸能界きってのスー女として知られる山根千佳は「北の富士さん特集嬉しい…ずっとかっこいい…いつも北の富士さんだったらどんなコメントをするかな?と考えながら、大相撲中継を見ていますよ…これからも大好きです」とコメント。ファンからは「特集良かった」「久しぶりに北の富士さんの声聞いたけどやっぱり唯一無二の存在感だったね」「北の富士さん、相撲愛あふれる解説をまだまだ聞きたかったです」といった声がネットに溢れていた。





