高梨沙羅 悪天候で順延も「核心ついたものが見えてきている」公式練習で飛び出しのタイミング意識
「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯」(17日、大倉山ジャンプ競技場)
ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子札幌大会個人第10戦の予選が17日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で行われる予定だったが、悪天候などにより順延となった。公式練習は予定通り実施され、高梨沙羅(28)=クラレ=は2本のジャンプを消化するなどで調整した。
今季のW杯は4位が最高。6日の第9戦ではスキー板の長さが違反と判定されて失格となるなど、思うような結果を残せていない。しかし、近頃は「試合ごとに自分に合ったポイントを見つけてこられている。核心をついたものが見えてきている」と手応えもあると話した。
公式練習では飛び出しのタイミングを意識。「風がぐるぐる回っていた中で2本練習できたのは、経験値としては大きいものを得られた。陸トレで直していけたら」と振り返った。