石川・馳浩知事 小結・大の里の初優勝を祝福「まさに郷土の誇り」 地元PVにも訪問

 石川県の馳浩知事が26日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。この日行われた大相撲千秋楽で初の幕内優勝を決めた、石川出身の小結・大の里の快挙をたたえた。

 馳知事はXで「本日17時30分、津幡町役場ロビーにて、パブリックビューイング。小結大の里初優勝。矢田富郎町長が両国に行っちゃったので、代わりに私が応援に行きました。感動」と投稿。大の里の地元である石川県津幡町のパブリックビューイング会場を訪れたことを明かした。

 また、知事として大ノ里を祝福するコメントも合わせて投稿。「大の里関が、大相撲五月場所において、幕内最高優勝という快挙を果たされ、県民を代表して、心からお祝い申し上げます。本県出身力士の優勝は、平成11年の出島関以来25年ぶりで、輪島関、出島関に続き3人目となります。昨年5月の初土俵からわずか7場所での優勝は史上最速の記録でもあり、日頃の精進と厳しい稽古の積み重ねが、今回の偉業に結実したものと深く敬意を表します。先日の高校相撲金沢大会の興奮が冷めやらぬ中、相撲王国・石川を改めて全国に知らしめるもので、大の里関の活躍は、まさに郷土の誇りであります」と喜んだ。

 さらに「大の里関は、2月に遠藤関、輝関とともに、県内の避難所を慰問されており、今回の優勝は、能登半島地震で被災された方をはじめ県民の皆さんに、ひと際の勇気と感動を与えていただきました」と、元日に発生した能登地震の被災者の思いも代弁。その上で「このたびの栄誉を心から讃えるとともに、大の里関には、今後、さらなる高みを目指して、ご精進いただき、益々、ご活躍されることを心からお祈り申し上げます」と締めくくった。

 大の里は石川県河北郡津幡町出身で、昨年3月に二所ノ関部屋に入門した。夏場所に幕下付け出しで初土俵を踏むと、わずか4場所で新入幕という快進撃。初の幕内となった今年の初場所で11勝を挙げると、春場所でも11勝。そして今場所は12勝3敗で初優勝を果たした。

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