パラ陸上の山本篤が引退表明 幅跳び第一人者、パリ断念

 パラ陸上男子の第一人者で、パラリンピックに夏冬合わせて5度出場した山本篤(42)=新日本住設=が26日、パリ・パラ出場を断念し、現役引退を表明した。自身のSNSに「本日をもって競技を引退します。僕のこだわりである世界で戦う・メダルを狙うことを考えると厳しいと感じています」とつづった。

 山本は高校時代に交通事故に遭って左脚を切断した。パラリンピック初出場だった2008年北京大会、16年リオ大会の走り幅跳びで銀メダルを獲得。18年にはスノーボードで平昌冬季大会に出場し、「二刀流」の選手としても話題を集めた。

 25日に閉幕した世界選手権神戸大会では、走り幅跳びで5位に終わっていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス