アジア大会、クルーズ船を活用 26年愛知開催、選手の滞在施設

 愛知県の大村秀章知事は8日記者会見し、県と名古屋市が共催する2026年夏季アジア大会で、選手の滞在施設としてクルーズ船の活用を表明した。大村氏は大会を運営する組織委員会会長を務めている。20日ほど名古屋港に停泊させ、約3千人を収容する想定。大規模なスポーツ大会の宿泊先にクルーズ船を使用するのは国内初としている。

 11日のアジア・オリンピック評議会(OCA)の総会で報告する。使用する船や経費については検討を続ける。

 県によると、19年にイタリアで行われたユニバーシアード夏季大会でも選手の滞在先にクルーズ船が活用された。

 アジア大会は26年9月19日~10月4日に開催。

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