パリ五輪出場のハンドボール男子日本代表に激震 代表選手4人が行動規範違反で処分 1年間活動停止の2人は五輪代表入りの可能性消える 第三者を宿泊施設に招き規律違反行為 協会謝罪「衷心よりお詫び」

 日本ハンドボール協会は13日、男子日本代表4人が3月の代表期間中に協会が制定した行動規範に対する重大な違反をしたとして2人に1年間、2人に6週間の代表活動停止処分を下したことを発表した。同代表は今夏のパリ五輪出場が決まっており、1年間の出場停止となった2人は五輪出場の可能性がなくなった。

 1年間の活動停止となった2人は期間中に深夜外出し、飲酒。代表チーム外の第三者を宿泊施設に招き、規律違反に当たる行為に及んだという。また、残りの2人も深夜外出し飲酒と、第三者を宿泊施設に招き入れたという。この日、臨時理事会を開き、処分を決定した。

 協会は「普段から応援して下さるファンの皆様、ご支援いただいている上部団体、ご協賛各社様に対して、期待を裏切る結果となりましたことを衷心よりお詫び申し上げます。当協会としても大変遺憾であり、当該選手へのコンプライアンス指導の徹底、復帰プログラム研修を講じて参ります。また、他の選手に対しても、日本代表の誇りと責任を持った行動を徹底するように再度指導して参ります」と、謝罪した。

 同代表はすでにパリ五輪出場権を獲得している。ただ、出場に導いたダグル・シグルドソン氏が五輪を前に電撃辞任。元代表監督だったスペイン人のカルロス・オルテガ氏が新監督に就任したことが発表されたばかりだった。

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