暴行問題で部屋一時封鎖の宮城野親方 伊勢ケ浜親方に促され弟子の親に“説明行脚”へ「一日一日頑張る」

 元幕内北青鵬の暴行問題により部屋が事実上の一時閉鎖となった大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬=39)が3日、転籍先の東京都江東区の伊勢ケ浜部屋を訪れた。紺のスーツ姿で間垣親方(元幕内石浦)、紗代子夫人、行司らを伴い、約1時間40分、滞在した。途中、幕下以下の力士2人もあいさつに訪れた。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)と今後について話し合い、7日に引っ越しすることが決定した。宮城野親方は「(旧宮城野部屋内は)片付けとかもあって、稽古をやれる状態じゃない。(荷物が)全部、稽古場に置いてある」と現状を説明。宮城野部屋に在籍した力士たちが合流して稽古を再開するのは、来週以降の見通しとなった。また、墨田区の旧宮城野部屋では看板が取り外された。

 また、伊勢ケ浜親方からは「『こうなったことを全国、地方を回って、親御さんに会ってきなさい』と言われました」と、部屋が閉鎖状態となった経緯について、自ら弟子たちの親の元へと出向く“説明行脚”を促されたことを明かした。部屋付き親方として出直すことになった宮城野親方は終始、神妙な表情。「一生懸命頑張ると表現していいのかも分からない(立場)ですけど、一日一日頑張るという思いです」と懸命に前を向いた。

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