宮城野部屋の当面の一門預かりを決定 親方と力士は伊勢ケ浜部屋に転籍 期限は無期限 定例理事会で協議

 日本相撲協会は28日、都内で定例理事会を開催し、元幕内北青鵬の暴行問題のあった宮城野部屋を当面、事実上の閉鎖となる一門預かりに、宮城野親方(元横綱白鵬)と弟子を所属する伊勢ケ浜一門の伊勢ケ浜部屋に転籍させることを決めた。

 4月からで期限は無期限。協会が1場所ごとに伊勢ケ浜、浅香山両親方から報告を受け、その報告を踏まえた上で解除を判断するとしている。宮城野親方には27日に通達しているという。

 佐渡ケ嶽広報部長は「宮城野親方にはしっかり頑張ってもらって、力士たちがいい環境で稽古できるように、立派な師匠になってほしい」と話した。

 一連の問題を巡っては2月23日、弟弟子への日常的な暴力行為があった元幕内北青鵬が引退。監督責任を問われた宮城野親方は2階級降格と報酬減額の処分を受けた。

 さらに同親方は師匠の立場から外れ、春場所期間中は玉垣親方(元小結智乃花)が師匠代行を務めていた。

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