細田あい、名古屋ウィメンズ無念欠場は「悔しかった」日本記録更新でのパリ五輪切符へ「やりすぎた」今後は25年東京世界陸上目標

 日本陸連は25日、ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのシリーズ3の表彰式を都内で行った。JMCシリーズ3の7位として表彰された細田あい(エディオン)が報道陣の取材に応じ、補欠となった今夏のパリ五輪への思いを明かした。

 細田は昨秋のMGCで3位。五輪3枠目の1番手だったが、1月の大阪国際女子マラソンで前田穂南(天満屋)が19年ぶりの日本新記録で設定記録を突破したため、3枠目の1番手ではなくなった。ラストチャンスとなった3月の名古屋ウィメンズマラソンは左内側広筋筋膜炎で無念の欠場となった。

 「MGCの後に日本記録を出すと思っていた。(前田の記録は)すごいなと。やり過ぎた結果けがにつながった。ギリギリを攻めて、けがと調子の紙一重じゃないけど、ギリギリまで粘った」と説明。2月末にジョグを再開したが、練習再開から10日あまりでのレースは「体にも心にも負担になる」と欠場を決断した。「悔しかった」と苦しい胸の内も明かした。

 現在は足の痛みもなく練習できているという。パリ五輪は補欠ではあるが、「同じ気持ちで戦えるように準備したい」と意気込んだ。2025年の東京開催の世界陸上を目標にしており、「けがなくやれれば近づいてくる。けがのない体作りを」と目標を掲げた。

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