池江璃花子が首位で決勝へ 50m自由形 2種目目のパリ切符狙う

 準決勝を終えプールから上がる池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
 準決勝でゴールした池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
 飛び込む池江璃花子(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(23日、東京アクアティクスセンター)

 女子50メートル自由形準決勝が行われ、池江璃花子(横浜ゴム)が、24秒91の全体1位で通過した。復帰後ベストタイムは24秒74。24日に行われる決勝で、日本水泳連盟が定める派遣標準記録(24秒55)を突破し、上位2位に入れば2種目目の五輪代表に内定する。「集中して自分のレースができれば、かなわない目標ではない」と力を込めた。

 今大会は初日の100メートルバタフライ予選、準決勝から復帰後ベストタイムを2連発。昨秋から拠点を移したオーストラリアでの練習の成果を十二分に発揮した。18日の同決勝では2位に入り、3大会連続の五輪切符を獲得。「ここまで戻ってこられて良かった。これからは本当の自己ベストタイム(日本記録56秒08)を意識しながらレースしたい」と完全復活を誓っていた。

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