阿部詩 〝不調リハ〟「100%じゃない時を想定」五輪前最後の実戦GSアンタルヤ

 オンラインで取材に応じる阿部詩
 オンラインで取材に応じる阿部一二三
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 全日本柔道連盟(全柔連)は22日、グランドスラム(GS)アンタルヤ大会(29日開幕・トルコ)への出場選手を発表した。

 女子52キロ級の阿部詩、男子66キロ級の阿部一二三(ともにパーク24)ら今夏のパリ五輪代表8人がエントリー。阿部詩はオンラインで取材に応じ「五輪まで約3カ月。(シードにつながる)ポイントをしっかり取りたい」と意気込んだ。腰痛の影響で十分な練習が積めていないというものの、「五輪の時に(調子が)100%じゃない時を想定して今回臨みたい。良くない状況の中でどう勝ち切るかが今回の課題」と説明。五輪前最後の実戦は“不調リハ”と位置づけて挑む。

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