東京五輪2冠・大橋悠依が4位に敗れ、五輪逃す「死ぬ気で200の代表に入りたい」

 五輪切符を逃し呆然とした表情の大橋悠依(撮影・吉澤敬太)
 力泳する大橋悠依(撮影・吉澤敬太)
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 「競泳・パリ五輪代表選考会」(19日、東京アクアティクスセンター)

 女子400メートル個人メドレー決勝が行われた。21年東京五輪2冠の大橋悠依(イトマン東進)は4分38秒89で4位となり、2大会連続の五輪出場を逃した。今大会は同200メートルにもエントリーしている。

 第3泳法の平泳ぎまで横一線のデッドヒート。大橋は懸命に腕を回したが、谷川亜華葉(イトマン近大)、成田実生(金町SC)に競り負けた。

 大橋はレース後、「前半ゆっくりで後半勝負しようと思っていた。意外と予選のダメージがあった」と振り返った。「ここで(代表に)入れなかったら自分の水泳も終わりだと思う。代表入れなかったら多分やめることになる。死ぬ気で200の代表に入りたい」と気持ちを切り替えていた。

 昨季は心身の負担の大きい400メートル個人メドレーの出場は回避し、国際大会は同200メートルに専念してきた。ただ持ち味の長い手足を生かした抵抗の少ない泳ぎは、本来は長距離向き。東京五輪まで始動を受けた平井伯昌コーチなど多くの関係者から背中を押され、五輪イヤーに入ってから同400メートル出場の意向を固めていた。予選は4位で通過するも順位を上げられなかった。

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