琴ノ若が18年ぶり新大関Vに意欲「結果を出さなきゃいけない地位」昇進即優勝なら06年夏場所の白鵬以来

 番付の自分のしこ名を指す新大関琴ノ若
 番付を見る琴ノ若
 番付の自分のしこ名を指す新大関琴ノ若
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 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。新大関の琴ノ若(佐渡ケ嶽)は、大阪府松原市の部屋宿舎で会見。「今まで見てきた番付は、師匠(父で元関脇琴ノ若の佐渡ケ嶽親方)もそうですけど、関脇琴ノ若だった。大関の下に琴ノ若を載せられたのはよかった」と感慨を口にし「結果を出さなきゃいけない地位。強い気持ちを持って、自覚を持ってやっていけたらいい」と決意を新たにした。

 13勝を挙げた初場所は、優勝決定戦で横綱照ノ富士に敗れた。悲願の初優勝へは「もちろん、毎場所同じ気持ちで臨んでいるし、今場所も取りにいくという気持ちでやっていかないといけない」と意欲十分。元横綱琴桜の祖父のしこ名を夏場所から継承予定で、琴ノ若としては最後の場所となる可能性が高いだけに「やれるものは全部やっておきたい」と、2006年夏場所の白鵬以来18年ぶりとなる新大関Vに照準を定めた。

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