五十嵐カノアがCT準V「表彰台に戻ってこられてうれしい」 プロ最高峰の舞台で本領発揮

 五十嵐カノア
 五十嵐カノアのInstagram(@kanoaigarashi))より
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 「サーフィン・ハーレー・プロ」(21日、ハワイ)

 プロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)の第2戦として行われ、男子決勝は東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)が合計15・16点で、ジャック・ロビンソン(オーストラリア)の合計18・04点に敗れ、準優勝となった。

 五十嵐は19年5月にCT第3戦のコロナ・バリ・プロテクテッド(インドネシア)でCT初制覇。21年の東京五輪で銀メダルを獲得するなど日本のエースとして活躍してきた。昨季のCT3位以内は昨年7月に3位に入ったのみで、今季のCT第1戦も17位と出遅れていたが、2戦目で本来の力を発揮。CTランクも6位に浮上した。

 大会を終え、自身のインスタグラムに英語で思いを投稿。「表彰台に戻ってこられてうれしい」と喜び、「僕の周りの人たちは、再び戻るために僕がどれだけ再び力を注いだかを知ってくれている。その一瞬一瞬が楽しかった」と感謝をつづった。

 昨年9月には米国の名門・ハーバード大の大学院に進学し、経営学を学ぶなど文武両道のエース。今後はワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、22日開幕・プエルトリコ)に出場する。今夏のパリ五輪の出場権は事実上得ており、WGに出場すると条件を満たす。再び活躍し、五輪イヤーに弾みをつける。

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