伊藤美誠、全日本選手権後初の公の場で笑顔全開 イベント参加者は興奮「本物だ」「目に焼きつける」熱烈エールに感激する場面も

 卓球教室で一般参加者と交流し笑顔を見せる伊藤美誠
 卓球教室で一般参加者と交流した伊藤美誠(前列左から3人目)
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 卓球女子で東京五輪代表の伊藤美誠(23)=スターツ=が4日、福島・Jヴィレッジで行われたイベント「ふくしま浜通り復興スポーツフェス」に出席した。1月の全日本選手権でパリ五輪のシングルス代表を逃して以降、初の公の場となったが、卓球教室では一般参加者と交流し、笑顔全開。子どもたちは興奮気味に「本物だ!」「目に焼きつけとく」などと目を輝かせてラケットを握った。

 卓球教室では伊藤とラリーを行ったり、希望者には本気のサーブやスマッシュを打って一流のプレーを体感してもらった。伊藤も一人一人に「うまい」「惜しいね!」と声をかけながら、笑顔で交流。また、卓球教室が終わると、男性参加者がメガホンで復興を祈願するエールの発声を送るとともに「頑張れ、頑張れ、伊藤美誠!」と熱唱。温かい拍手が湧き起こり、伊藤も感激した様子でうつむく場面もあった。

 伊藤はパリ五輪代表レース最終戦となった1月の全日本選手権で6回戦敗退となり、2枠のシングルス代表入りを逃した。強化本部推薦による3枠目の団体戦代表に選出される可能性は残されており、日本協会は2月5日に発表する。

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