異例の「保留」アイスダンス世界選手権代表は四大陸選手権の最上位者が獲得へ 「実力きっ抗のための異例の措置」
日本スケート連盟は24日、都内で理事会を行い、3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)代表選考で異例の「保留」となっていたアイスダンス代表について、2月の四大陸選手権(中国・上海)の成績最上位の組に決定すると発表した。
伊東秀仁フィギュア委員長は「実力がきっ抗しているための異例の措置」と説明した。
候補者は小松原美里、尊組(倉敷FSC)、田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)、吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)ら3カップル。本来は昨年12月の全日本選手権が最終選考会となっていたが、全日本選手権のリズムダンス(RD)では田中、西山組、フリーでは吉田、森田組、合計点では小松原組が1位だった。
この状態を鑑みて、日本スケート連盟の竹内洋輔フィギュア強化部長は「現状の選考基準の中で結論がでなかった。各選手の競技力がきっ抗している。現状の中では保留。1月24日開催の理事会で新たな選考方法が審議される」と説明していた。3カップルは四大陸選手権の代表に決定している。




