桐蔭学園 大阪出身の萩井、地元花園で決勝「アウエーではなくホーム」 打倒・東福岡へ集中

 ラインアウトの練習をする桐蔭学園
 練習後、藤原秀之監督(手前右から2人目)の話を聞く桐蔭学園フィフティーン
 モールの練習をする桐蔭学園フィフティーン
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 全国高校ラグビー決勝戦(7日・花園ラグビー場)を翌日に控えた6日、3大会ぶり4度目の優勝を目指す桐蔭学園(神奈川)は神戸市内で練習を行った。相手の東福岡(福岡)を想定して入念なアップ、基礎練習をした後、ミニゲームやラインアウトの確認などで実戦感覚を整えた。

 SO萩井耀司(3年)は「緊張しているが、半面楽しみ。自分たちの実力をどれだけ発揮できるか。司令塔としてチームを勝たせたい」と集中力を高ぶらせた。自身は大阪から桐蔭学園に進学。地元に戻って花園で迎える決勝戦について「(神奈川のチームなので)やりにくい面もあるが、家族や友達みんな見に来てくれているので、自分の中ではアウェーではなくホームという感じ」と力強い援軍を励みにプレーする喜びを語った。

 昨年は神奈川大会で東海大相模に敗れ、花園出場はかなわなかった。「自宅でテレビで(全国高校ラグビー中継を)見た」という萩井にとって、先輩と自身の無念を晴らす一戦でもある。昨年3月の全国選抜大会決勝は東福岡に34-10で勝利した。悔しさから始まった1年間を2冠達成で締めくくる。

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