大阪桐蔭 “桐蔭対決”に完封で敗戦 5大会ぶりの決勝に届かず

桐蔭学園に敗れ、引き揚げる大阪桐蔭フィフティーン=東大阪市花園ラグビー場(撮影・中田匡峻)
後半、トライを挙げ祝福される桐蔭学園・古賀(右)
 後半、トライまであと少しのところで桐蔭学園の守備に阻まれ、悔しそうな表情を浮かべる大阪桐蔭・上野凌大(右)=撮影・中田匡峻
3枚

 「全国高校ラグビー・準決勝、桐蔭学園25-0大阪桐蔭」(5日、花園ラグビー場)

 大阪桐蔭(大阪第2)は桐蔭学園(神奈川)に敗れ、優勝した第98回以来となる5大会ぶりの決勝進出を逃した。

 前半7分に自陣ゴール前で相手FWに粘られ、高校日本代表候補のPR前田麟太朗(3年)に右中間でトライを決められ先制を許した。その後も前半は自陣でプレーする苦しい時間が多かったが、10失点と粘った。

 巻き返したかった後半だが、最後まで桐蔭学園の堅いディフェンスを崩せず。徐々に追加点を奪われ、完封負けを喫した。

 昨春の選抜大会でも対戦し、10-38で敗れた相手。リベンジを果たせなかったが、CTB林田力主将(3年)は「前回は前半開いてしまったんですけど、今回はロースコアで抑えることができたのでそこは一歩成長できたと思います」と手応え。試合後の3位表彰式では涙があふれでた。「次は優勝が狙えると思うので、そこに懸けてほしい」と後輩に思いを託した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス