改名の十両白熊 新しこ名に「外に出る時は日焼け止め塗って」「当分、海にはいけない」心機一転2桁星&幕内昇進が目標

 自身のしこ名を指さす白熊
 今年の目標を「幕内!!」と記した色紙を手に意気込む白熊
2枚

 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)を前に高橋から改名した十両白熊(しろくま、二所ノ関)が4日、茨城県阿見町の部屋で稽古を行った。出稽古に訪れた幕内朝乃山、十両朝紅龍(ともに高砂)との申し合いは11番とって7勝4敗。朝乃山を右四つで寄り切る一番もあった。元大関の力を肌で感じ「貴重な体験ができた。身になる稽古になった。圧力、体の使い方が全く別物だなと思った」と振り返った。

 先月25日に改名が発表されて話題に。色白で愛らしい風貌の24歳は「僕っぽいなと。すごく気に入っている。結構うれしい」と細い目をさらに細くした。相撲は熊のようにどう猛で、土俵を下りれば優しい力士が理想像。「子供から愛されるようなお相撲さんになりたい」と目標を口にしつつ「外に出る時には日焼け止めを塗って。当分、海には行けないですね」とジョークで笑いを誘った。

 デビュー以来9場所連続で勝ち越し中。足踏みすることなく番付を上げてきた。「勝ち越しはずっと続けたいけど、考え過ぎちゃうと体が動かなくなったりする。まずは自分の相撲が取りきれるように」と記録の意識は封印。初場所へ向け「2桁勝ち星。そこから一つ二つ勝っていけば幕内も見えてくる。名前も変わったし心機一転、気合を入れて頑張っていきたい」と抱負を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス