三原舞依が晴れ晴れ5位「応援が背中を押してくれた」

 華麗な演技を披露する三原舞依(撮影・佐々木彰尚)
 女子フリーで演技する三原舞依
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、ビッグハット)

 来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)の代表選考会を兼ねて開催された。女子では昨季GPファイナル女王の三原舞依(24)=シスメックス=が、フリー131・86点、合計199・56点で総合5位となった。

 3回転サルコーが乱れ、軽微なミスはあったが、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)-3回転トーループや、3連続のコンビネーションなどは成功。終盤のステップやスピンでは、最高評価のレベル4を獲得し、演技後は笑顔でガッツポーズした。

 11月上旬の中国杯を右足首のけがで欠場する苦しい状況から、NHK杯、全日本選手権を戦い抜いた。「たくさんの方々の応援が背中を押してくださって滑り切れた」と感謝し、「ショートとフリー両方とも構成を変えながら最後まで演じることができた。また一つ成長できたなと思う」と晴れ晴れした表情で振り返った。

 大会後に日本スケート連盟が、来年の国際大会派遣選手を発表。三原は世界選手権の補欠と、四大陸選手権(1月30日~2月4日、中国・上海)代表に選出された。

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