伊藤美誠、五輪女王にストレート負けで7戦全敗 パリ五輪代表争いは平野美宇と34・5点差のまま来年1月全日本選手権で決着
「卓球・WTT女子ファイナル」(16日、名古屋金城ふ頭アリーナ)
シングルス準々決勝が行われ、世界ランク10位の伊藤美誠(23)=スターツ=は、同3位で東京五輪金メダルの陳夢(中国)に0-3でストレート負けを喫した。通算7度目の対戦となったが、初勝利はならず。勝てば得られたパリ五輪代表選考ポイントも逃し、現在2番手の平野美宇(木下グループ)との差は34・5点差のまま、最終対象大会の全日本選手権(来年1月、東京体育館)で逆転切符を懸ける。
日本のファンの後押しを受けたが、過去6戦全敗だった五輪女王に試合時間わずか25分で玉砕した。序盤はサーブや意表を突くカウンターなどで応戦したが、第1ゲームを8-11で落とすと、第2ゲームも2-11で失った。第3ゲームも流れを変えられないまま、6-11で力尽きた。
伊藤は大会前から体調不良だったというものの、15日の1回戦は世界ランク11位のアドリアナ・ディアス(プエルトリコ)を3-1で破り、日本勢で唯一8強入りした。WTTに刷新されてからは初の日本開催となったツアー大会とあって、「久しぶりに日本での国際大会で楽しい。明日も皆さんの前で試合ができるのがすごく楽しみです。明日はもう少し体調を万全にして、日本(での大会)を盛り上げたい。(陳夢には)最近1ゲームもなかなか取れていないので、1ゲームを頑張って取りたいです」と声を絞り出していた。
◆パリ五輪代表選考ポイント女子上位5人(12月11日発表)
(1)早田ひな=790・5点
(2)平野美宇=486点
(3)伊藤美誠=451・5点
(4)木原美悠=354点
(5)張本美和=330・5点





