明大が100周年の早明戦制す 早大戦最多58得点 早大の猛追に神鳥監督「これぞ早明戦」

 後半、早大のスクラムを崩し反則を誘った明大PR床田淳貴(中央)らFW陣が雄たけびを挙げる(撮影・園田高夫)
 前半、明大守備陣に止められる早大FL安恒直人(中央)=撮影・園田高夫
 後半、右隅にトライを決めこん身のガッツポーズをする明大WTBの安田昂平(撮影・園田高夫)
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 「関東大学ラグビー、明大58-38早大」(3日、国立競技場)

 100周年を迎えた伝統の「早明戦」は、明大が早大に勝利。早大戦では歴代最多の58得点で両軍合計14トライの激戦を制し、通算対戦成績を42勝55敗2分けとした。明大は6勝1敗で2位、早大は5勝2敗で3位となった。

 前半5分、敵陣深くの左サイドのラインアウトからモールで押し込み、フッカー松下潤一郎(4年)が先制トライ。主導権を握ると、前半だけで4トライを奪い、27-3とリードして前半を終えた。

 後半に入っても攻勢は続き、同21分には41-3の大差に。ただ、そのまますんなりとは終わらなかった。早大の猛反撃に遭い、同27分のWTB矢崎由高(1年)のトライを皮切りに5トライを奪われて同40分には8点差に。最後は2トライを挙げて突き放したが、課題を残した。

 神鳥裕之監督は「これぞ早明戦というゲームになった。簡単に諦めない早稲田さんの素晴らしい攻撃と粘り強さで、序盤とは違う景色が後半にあった」とライバルの底力に感服。「必ず苦しい時間帯はあるということを伝えながら準備してきた。最後しっかりトライを取り返して勝ち切れたことは、選手たちの成長につながったかな」と、猛追を振り切ったことを前向きに捉えた。

 ゲーム主将でロックの山本嶺二郎(4年)は「後半最後は早稲田大学さんのプライドが見えた。選手権に向けてもう一度修正して、優勝できるように臨みたい」とライバルとの熱戦が糧になった様子。「100周年という節目で、このような舞台でできることはすごく誇りに思う。すごく応援してくださるファンの方々がいらっしゃる中で、楽しいゲームができたのはよかった」と頰を緩めた。

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