ウルフ 逆転パリ五輪切符への決意 「自分が目指す最後の五輪と決めている」
柔道のグランドスラム(GS)東京大会が2、3日に東京体育館で開催される。国内で開催されるワールドツアーで海外の強豪選手も参戦し、来夏のパリ五輪代表に決まっている男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)らが出場。また、五輪代表が決まっていない4階級は最終選考会となる。出場する日本勢は1日、都内で直前練習を公開した。
男子100キロ級で東京五輪金メダルのウルフ・アロン(27)=パーク24=は最終調整で「今までの中でかなりいい仕上がり」と手応えを強調した。
パリ五輪へは崖っぷちの立場だが、ライバルの飯田健太郎(旭化成)も出場する今大会で優勝すれば逆転切符の可能性もあるだけに「チャンスがあると前向きに考えていきたい」と気合。「次は自分が目指す最後の五輪と決めている。ここをしっかり勝ち取るっていうのが、柔道人生の最後の目標」と決意を込めた。





