ダイエット予告の張本智和、有言実行の4キロ減「死ぬ気で走った」キレキレボディーで五輪代表選考会4強「食べ過ぎだった」

 準々決勝で及川瑞基(手前)からポイントを奪う張本智和(撮影・北村雅宏)
 準々決勝で及川瑞基(奥)からポイントを奪い、拳を握る張本智和(撮影・北村雅宏)
 力強く攻める張本智和(撮影・北村雅宏)
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 「卓球・全農カップ大阪大会」(25日、Asueアリーナ大阪)

 第6回パリ五輪代表選考会として開かれた。男子準々決勝で、パリ五輪代表を事実上決めている張本智和(20)=智和企画=は、21年全日本王者の及川瑞基(木下グループ)に4-0でストレート勝ちし、準決勝に進出。今月6日に長期遠征から帰国した際、減量を予告していたが、有言実行の4キロ減ボディーを披露した。

 精悍(せいかん)さを増したエースが、キレキレのプレーで勝ち進んだ。1カ月半の遠征を終えた帰国時は体重77キロと明かし「体を絞ってキレを上げたい。落ちてなかったら悪く書いてください」とダイエットを宣言していた。予告通り、やや頬がこけた顔つきで現れ、「帰国して(計測したら)78キロで、サバを読んでいた(笑)」と笑いを誘いつつ、「今は74キロ。死ぬ気で走りました」とニヤリ。ランニングマシンに毎日乗って20~30分汗をかいているといい、「色んな人に(痩せたと)言われて、やってよかった。まだ1、2キロ落とせる」とうなずいた。

 以前は間食など、食事面でも課題があったと振り返り「食べ過ぎだった。プロではない食生活だった」と反省しきり。直近の海外大会で、台湾のエース林昀儒に敗れたことが減量の発端で、「負け方もよくなくて、(何かを)変えないと五輪でも負けると。力負けしたのが大きかった」。現在身長176センチで、ベスト体重として72キロを目指す考えを示し、「(減量して)打ちたいと思ったところに体がついてくる」と手応えを明かした。

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