三原舞依SP4位 右足首の痛みに耐えた 全てのジャンプ着氷「試合に出られた喜びが一番大きい」

 「フィギュアスケート・NHK杯」(24日、東和薬品ラクタブドーム)

 女子SPは右足首のけがで今季初戦となった三原舞依(24)=シスメックス=が62・82点で4位につけた。リンジー・ソーングレン(米国)が68・93点で首位。シリーズ上位6人がファイナル(12月7~9日・北京)に進出する。

 「耐えろよ…」。演技直前、三原は右足をたたき、必死に念じた。SP曲でセリーヌ・ディオンの「To Love You More」が流れると、持ち前の柔らかい表現で魅了。軽度の回転不足などのミスはあったが、全てのジャンプを着氷し、「試合に出られた喜びが一番大きい」と胸の前でガッツポーズした。

 夏の終わりから痛みが出た右足首のけがが完治せず、11月上旬のGP第4戦の中国杯(重慶)を欠場。今大会が今季初戦だった。苦しい時期に、何度も叱咤(しった)激励してくれたのが中野園子コーチだ。「こんな所で終わったらあかん!」「舞依はできます」-。特に「三原舞依はこんなもんじゃない」と言われたことが「本当に心の中にずっとあった」と強く響いた。

 「このけがでは終われない。乗り越えてカムバックする」と決意し、SPは4位と健闘した。3位との差は0・11点で表彰台を狙える位置。フリーは「足のことを考えすぎずに思い切りいきたい」と全力で舞う。

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