貴景勝は相撲をとらず調整 首の違和感は師匠「大丈夫しか言わない」

 大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)で2場所連続の優勝を目指す大関貴景勝(常盤山)が11日、福岡県篠栗町の常盤山部屋で稽古を行った。初日を翌日に控え、相撲はとらずに四股やてっぽう、スクワットなどの基礎運動で調整。幕下以下の力士の稽古に鋭い視線を送ってゲキを飛ばす場面もあり、稽古場の空気を引きしめた。

 首に違和感を訴え、6日に行われた二所ノ関一門の連合稽古を欠席。不安材料を抱えて綱とりの期待もかかる場所のスタートを切る。貴景勝はこの日は取材に対応しなかったが、師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)は首の状態については確認していることを明かし「大丈夫しか言わないから。痛いとか言わないから」と、苦笑まじりにまな弟子に信じる姿勢を示した。

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