吉田陽菜はSP3位 GPシリーズ初の表彰台目指す「笑顔で終えたい」
「フィギュアスケート・中国杯」(10日、重慶)
男女ショートプログラム(SP)が行われ、女子は渡辺倫果(TOKIOインカラミ、法大)が今季SP自己最高の65・09点で2位発進。吉田陽菜(木下アカデミー)は64・65点で3位だった。
吉田は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回転不足で転倒したものの、続くルッツ-トーループの連続3回転や3回転ループを決めて立て直した。3位で首位のヘンドリックス(ベルギー)とは6点差。GPデビュー戦のスケートアメリカはフリーで巻き返して4位だっただけに「悔しい部分があるけど、少し成長できた。練習してきたことを出して、笑顔で終えたい」と初の表彰台を目指す。