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宇良　新三役目前も「意識していない」　目標は地力アップ「上位相手に勝負できたという感覚がほしい」

　紫雷（背中）を攻める宇良
　紫雷（右）と相撲をとる宇良
　ぶつかり稽古をする宇良（左）
　紫雷（左）と相撲をとる宇良
4枚

　「大相撲九州場所」（１２日初日、福岡国際センター）

　西前頭筆頭の宇良（３１）＝木瀬＝が２日、今場所の目標を「上位相手に勝負できたという感覚がほしい。自分の中ではそれしかない」と掲げた。

　昨年春場所に並ぶ自己最高位で新三役を目前にしても「意識していない」と無関心。力の差で圧倒された取組を「限りなく減らす」ことができれば、番付も「自然と上がる」とうなずいた。

　この日は福岡市内の部屋で出稽古に来た新入幕の東白龍らと９番の申し合いで６勝３敗。２年前に初の三賞（技能賞）を受賞した九州で再び躍動する。

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