女子日本代表ロコ・ソラーレ、腰痛で戦線離脱の鈴木夕湖は復帰へ「今はほぼ元の状態」 PCCC連覇へ「心配かけた分頑張りたい」

 カーリングのパンコンチネンタル選手権(PCCC)=29日開幕、カナダ=女子日本代表で、大会2連覇を目指す、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが28日、オンラインで報道陣の取材に応じた。セカンドの鈴木夕湖(31)は「しっかり自分たちのやるべきことをしっかりやる。そうすると結果がついてくると思う。私たちらしい雰囲気で私たちらしい試合をしたい」と意気込んだ。

 チームは前週、ワールドツアー最高峰のグランドスラムに出場していたが、大会前に腰痛を起こした鈴木は「試合に出れなくなってしまった」という。現在は回復傾向にあり、「先週の土曜日ぐらいからよくなってきて、今はほぼほぼ元の状態に戻れた。今まで通り試合することができる」と説明した。

 鈴木は「心配とご迷惑をおかけしてしまったので、今週の大会はその分も頑張りたい」と、結果で恩返しすると誓った。リードの吉田夕梨花(30)は「先週までお休みしていた夕湖ちゃんが帰ってくるので楽しみです」と笑顔だった。

 PCCCは昨季新設された国際大会で、アジアとオセアニア、米大陸から9カ国・地域が参加する。チームは前回大会で初代女王になっている。

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