島田チェアマン「『行きたい人の代表』はおかしい」 バスケ代表辞退罰則に改めて言及

 Bリーグの島田慎二チェアマン(52)が19日、都内で取材に応じた。12日に発表した日本代表招集を辞退した国内選手に罰則を科す新規定について、改めて経緯を説明した。

 今でこそ日本代表は多くの選手が目指す存在になっているが、過去にはBリーグの規定として“代表活動に協力する”と定められているにもかかわらず、様々な理由を付けて招集を断る事例が多くあった。それが将来的に起こらないために、罰則を付けてルールを明確化した形だ。

 「辞退にはいろんなケースがあって、何でもありになってしまう。ルールとして仕切らないと、収拾がつかなくなる」と話し、「日本代表はベストな選手が招集されるべし。『行きたい人の代表』の扱いになってはおかしい」と見解を示した。

 また「代表引退の概念はない」との発言については「もう少し説明すればよかった」と反省。その上で「これ(ルールの明確化)をやることは選手やクラブにとって嫌なこと。でも、誰かがやらないと変わらない。自信をもって正しいアプローチ」と語った。

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