ラグビー日本代表 W杯初戦のチリ戦展望 1次L突破へ勝利は絶対!勝ち点4ではなく5が必要

 「ラグビー・W杯・1次リーグD組、日本代表-チリ代表」(10日、トゥールーズ)

 ラグビー日本代表(世界ランキング14位)はW杯フランス大会1次リーグ初戦のチリ代表戦(同22位)に臨む。2大会連続の決勝トーナメント進出へ重要な第1戦を展望した。

 実力未知数の相手に油断はできない。ただ、1次リーグ突破のためには世界ランキングで格下のチリから勝利は絶対。15年大会では日本が3勝1敗だったにもかかわらず勝ち点で他チームに競り負け、決勝トーナメントに進出できなかった教訓を踏まえると勝ち点4ではなく、4トライ以上の勝利でボーナスポイントを得た勝ち点5を積み上げたいところだ。

 チリはカナダ、米国を米大陸の地域予選で下して本大会の出場権を勝ち取った。カナダには第1戦で21-22、第2戦で33-24、米国には第1戦で21-22、第2戦で31-29と、どちらも初戦を落とし1勝1敗だったが総得点差で上回って突破してきた。

 今大会唯一の初出場国で、チームを変革したのは15年大会でウルグアイ代表を率いたパブロ・レモイネ・ヘッドコーチ。19年までは国内にプロチームがなかった厳しい環境から長期的な計画を持って強化を進め、大舞台にたどり着いた。

 プレースタイルは同じ南米のアルゼンチンやウルグアイのようにFWの力強さもあるかもしれないが、ボールを動かしつなぐことを重視し崩してくると思われる。セットプレーが安定すれば格上相手にも十分戦える力があり、地域予選で見せた劣勢をはね返す粘り強さは脅威となる。

 日本の出方もつなぐラグビーか。ジョセフHCは「チームの強みはスピード、スキルを使うこと」と改めて戦術の方針を強調している。バックスリーには現状のファーストチョイスとなるナイカブラ、松島、マシレワと攻撃的な3枚を並べた。

 これまでとは違ってマシレワをFBとして松島がWTBに入ることでトライ数の増加も狙える。SOにはゲームコントロールはもちろんランもある松田を先発起用する。FWではセットプレーで押すことができれば、チリを相手に間違いなく試合を優位に運べる。

 W杯前の実戦は1勝5敗と苦戦。本大会前最終戦では同格のイタリアに敗れた。それでも、主将の姫野は「自分たちのラグビーができればその(目標の8強以上)レベルにいると思う」とチーム力に疑いはない。初戦で日本がやりたいラグビーをやって勝つことこそが自信を取り戻し、勢いもつく。快勝発進が今の日本には必要だ。

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