バスケ日本 パリ切符獲得!48年ぶり自力 ホーバス監督歓喜「みんなが目標を決めてみんなが信じた」

 歓喜を爆発させる日本代表チーム ©FIBA
 試合を見つめるホーバス監督 ©FIBA
 パリ五輪出場が決まって喜ぶ日本のファン
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 「バスケットボール男子・W杯・17~32位決定リーグ、日本代表80-71カボベルデ代表」(2日、沖縄アリーナ)

 ホーバスジャパンがパリへの切符をつかみ取った。日本代表は順位決定リーグO組最終戦で、世界ランキング64位のカボベルデに80-71で勝利。今大会のアジア勢最上位を確定させて来年のパリ五輪出場権を獲得した。日本の団体球技で第1号。バスケ男子は一昨年の東京五輪は開催国枠で出ており、自力での五輪出場は1976年モントリオール大会以来、48年ぶりとなる。

 絶叫はない。涙を流す者、抱擁し合う者…。コートの上で全員が、歴史の一歩をかみしめた。日本がアジア最上位を確定させ、48年ぶりの五輪自力出場。ホーバス監督は「決まった。みんなが目標を決めて、みんなが信じた。うれしいです」と感極まった。

 序盤こそ相手のフィジカルに押されて17-19とリードを譲ったが、第2クオーターからエンジン全開。1分で逆転すると、富永の3本の3点シュート、河村のファウルをもらいながらシュートを決めるバスケットカウントも飛び出し、一気に13点差まで広げた。最終クオーターはカボベルデの猛追に苦しんだが耐え切った。

 ホーバス監督就任から約2年。女子と同じく、3点シュートを主体にしたテンポの速いバスケットを採用した。相手国のサイズ、パワーは関係ない。シュート確率さえ高めれば常に80~90点を狙える戦術。何よりこれまでの八村塁(レーカーズ)頼みから、全員がゴールを狙えるようになったことが大きかった。馬場も「攻撃的なバスケに変わった。日本に合っている。だから女子も銀メダルを取った」。指揮官の手腕を誰もが信じた。

 何より指揮官も選手たちを疑わなかった。「ビリーブ。うちのバスケットをやれば必ず勝てます」。今大会中どんな劣勢の場面でも、力強い言葉で鼓舞し続けた。時には「こんなのうちのバスケットじゃない!」と激怒したこともあったが、それは積み重ねてきた「世界一の練習量」の自負があるから。思いの強さは選手に波及し、渡辺は「コーチが信じて、12人全員がそれを心の底から信じ切れているからこそ、みんなが諦めずにやれる。言葉には力が宿る」。先月27日のフィンランド戦では18点差を、同31日のベネズエラ戦では15点差を覆す大逆転劇へとつながった。

 夢舞台の挑戦権はつかんだ。次に目指すのは1972年ミュンヘン大会以来の五輪白星だ。「次のフランスに新しい目標を作りたい。日本のバスケットをもっと強くしたい」と指揮官。19年大会5戦全敗、東京五輪3戦全敗した雪辱へ。パリで日本の強さを証明する。

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