伯桜鵬 秋場所ピンチか? 左肩は「あまり状態よくない」 回復に全力注ぐ「やれることやる」
「大相撲秋場所」(9月10日初日、両国国技館)
左肩関節亜脱臼で夏巡業を全休した幕内伯桜鵬(20)=宮城野=が29日、両国国技館で行われた力士会に出席後「あんまり状態はよくない」と回復が思わしくないことを明かした。新入幕で千秋楽まで優勝を争った名古屋場所後は、地元・鳥取でリハビリに専念。だが、この日の朝稽古も基礎運動のみで、土俵には入らなかった。
秋場所まで2週間を切り、調整遅れは否めない。「9月場所のことはわからないが、自分のやれることをやるしかない」と回復に全力を注ぐ意向を示し、「休場して番付が落ちたとしても、幕内にいることが僕の目標じゃない。自分の夢があるので、最善のことをやっていきたい」と覚悟を口にした。
22日に20歳になった伯桜鵬。夏巡業不参加を「自分は幕内力士としての仕事ができていない。関取衆、ファンのみなさんに申し訳ない」と謝罪。「これから一人の大相撲力士として、大人として、しっかりしていかないといけない」と責任感をにじませた。



