サニブラウン、世界陸上から帰国「満足はしていないけどステップアップできた」 25年大会は東京「満員のスタジアムで走りたい」

 陸上の世界選手権(ブダペスト)に出場したサニブラウン・ハキーム(24)=東レ=が29日、羽田空港に帰国した。男子100メートルでは6位入賞を果たし、五輪を含めて1932年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳に並ぶ、日本史上最高位だった。「去年は100メートル(7位)で悔しい結果だった。今年も満足はしていないけど、ステップアップはできた」とうなずいた。

 25年には世界選手権が東京(国立競技場)で開かれる。サニブラウンも「東京オリンピックは無観客でやってものすごく寂しかった。東京で世界陸上をやる機会はめったにない」と気合が入っている。

 「ブダペストの閉会式で旗を渡す時に、ハンガリーの会長が次は東京と、『STAGE FOR YOURS』と言われた。鳥肌が立ちました」。今回の世界選手権では「モーニングセッションでも7割、夜は売り切れ」だったという。「国立はもっと入る。満員のスタジアムで走れるのは選手としてもうれしいし、それが東京でできたら」と思い描いた。

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