本橋麻里 藤沢五月、吉田知那美で話題カーラー筋肉美に「筋肉祭りの夏だった」“チームロコ”初の公式戦3チームそろい踏みに「楽しい」

 「カーリング・アドヴィックスカップ」(25日、アドヴィックス常呂カーリングホール)

 大会2日目が行われ、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの“妹分”のロコ・ステラが3試合を終え、大会3日目に進出した。サードの本橋麻里(37)は、“弟分”ロコ・ドラーゴも含めた3チームでの大会出場に「楽しいですよ」と笑顔だった。

 本橋はロコ・ソラーレの創設者で一般社団法人ロコ・ソラーレの代表理事も務める。今季から“チームロコ”にロコ・ドラーゴも加わり、3チームが公式戦でそろうのは今大会が初となった。「朝は(ロコ・ソラーレの吉田)夕梨花と目があって『おはよう』の手を振ったりとか。ロコのラストショットをみんなで横目で見ながら試合をしたり、『ドラーゴが点とってるねー』、『みんな頑張ってるなー』と思いながらゴシゴシブラシをやってます」と3チームならではの交流があるという。

 今年は藤沢のボディビル挑戦や、吉田知がインスタグラムに投稿した腹筋が話題になっていた。本橋は「みんな筋肉祭りの夏だったかな」と笑って振り返った。「日本人の選手って、欧米、ヨーロッパよりも体が小さいのがどうしてもあるのと、持てる筋肉量も変わってくる。そうなると、長いシーズン、理想的なカーリングをやるのに体がついていけなくなったら嫌なので、肉体はついていけなくならないように、体はいけるぞっていう状態を作っていくっていうのが私たちがすごく大事にしている」と、カーラーの筋肉の必要性を説いた。

 「今ドラーゴちゃんたちが肉体改造が始まっているので、どんな風になっていくのか、すごく楽しみで。夏はみんなフィジカルの話しか結構してないかもしれないです」と楽しげに明かした。「私は年齢的にもやりすぎ注意のところがある。戦うための体作りは、全員それぞれ、長所と短所を体にみんな持ってるので、それをうまく生かして調整してできているかな」と話し、「もっと楽にプレーできる状態を作っていくのを目標にやってます」と見据えた。

 ロコ・ステラは昨季日本選手権に初出場を果たした。「今季はもう少し攻めのカーリングができるように。レベルアップを図っているようなシーズン」と位置づけている。まずは日本選手権の2年連続出場へ「昨季がまぐれだったって自分たちでも思いたくない。『ちゃんと戦えるようになったんだね』っていう意味合いも込めて、全日本選手権と、ツアーポイントをみんな取りに来ているので、そういう所も意識しながら、世界ランキングを上げつつ、国内の最高の大会に3チームで出られるようにというのが目標です」と掲げた。

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