朝乃山「痛みはほぼない」負傷の左腕「伸ばす手前でひっかかる」19日の巡業から復帰

 ぶつかり稽古で胸を出す朝乃山(右)
 土俵下から稽古を見つめる朝乃山
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 大相撲の夏巡業が20日、栃木県小山市で行われ、7月の名古屋場所で左上腕二頭筋を部分断裂した幕内朝乃山(高砂)は、ぶつかり稽古で胸を出すにとどめた。負傷の影響で、2日の東京・立川巡業から休場。19日の新潟・長岡巡業から復帰した。まだ相撲をとる稽古は再開しておらず「痛みはほぼないけど、筋(すじ)の固まりがとれなくて、腕を伸ばす手前で引っかかる」と状態を説明した。

 名古屋場所は「吹っ切れた気持ち」で再出場した12日目から4連勝フィニッシュ。8勝4敗3休で逆転勝ち越しを決めた。「名古屋場所の勝ち越しは、無駄にしたくない。今の上位は本当に強いし、置いていかれたくない。巡業で稽古もしたかったし、ケガを悪化させたくない。両方の気持ちがあった」といい、夏巡業終盤で復帰を果たした。

 母校の富山商が夏の甲子園に出場。延長戦の末に惜しくも初戦で敗退したが、朝乃山は「頑張っている姿を見て、うれしかった。後輩から何かをもらった」と十分な刺激を受けた。25、27日に控えている富山県内での巡業に向け「僕も頑張ろう、富山巡業に出たいとなった」と、回復の後押しとなったという。

 秋場所(9月10日初日、両国国技館)では、再び上位総当たりの番付となる見通し。年内の三役復帰を期す元大関は「(名古屋場所で)再出場した時の気持ちを思い出して、その相撲をとっていきたい」と意気込みを口にした。

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