ラグビー神戸 デイブ・レニーHCが就任会見「いいチームをつくっていきたい」
ラグビーリーグワンの神戸でヘッドコーチ(HC)に就任したデイブ・レニー氏が7日、神戸市内で就任会見を行った。
昨シーズン、12チーム中で9位という不本意な結果に終わり、立て直しに向けて「フィットネスのレベルを上げて、ディフェンスのクオリティーを高めたい。やるべきことをしっかり準備していく」と強化方針を語った。
ニュージーランド出身のレニー氏は、スーパーラグビーのチーフスやオーストラリア代表を率いた名コーチ。福本正幸チームディレクターは、神戸の目指す展開ラグビーと方向性が合致するとみてオファーを出した。レニー氏も快諾し、今回はフルタイムで指導にあたり、チーム再建へ全力を尽くす意気込みだ。
コーチとしての実績は抜群だが、日本では初めての指導となる。「日本の習慣や文化を理解して動かないといけない。『郷には入れば郷に従え』という言葉がある」と柔軟な姿勢を示した。失点の多さを課題に挙げ、「反則が多かった。疲労で戻り切れなかったり、自分たちのミスが原因」と鋭く指摘。選手たちへハードワークを課していく。12月のシーズン開幕へ「トップパフォーマンスを1試合だけでなく、毎試合出していかないといけない。素晴らしいスタッフ、選手たちといいチームをつくっていく」と力強く語った。


