ドルーリー朱瑛里 1500M高1新記録4分15秒50で3位 「勝ちにこだわってタイム出せて良かった」

 表彰台で笑顔でポーズをとるドルーリー朱瑛里(中央)。左は優勝のカリバ・カロライン(撮影・中島達哉)
 女子1500メートル決勝で力走するドルーリー朱瑛里
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 「全国高校総体・陸上」(3日、厚別公園競技場)

 女子1500メートル決勝で、1年生のドルーリー朱瑛里(しぇり、15)=津山=が自己ベストを1秒26更新する4分15秒50で3位に入った。大会運営側によると、1500メートル日本記録保持者で東京五輪8位入賞の田中希実(西脇工、現ニューバランス)の持つ高校1年生記録の4分15秒55を塗り替える快挙となった。留学生のカリバ・カロライン(神村学園3年)が4分6秒54の大会新記録で2連覇。ドルーリーは4日に800メートル予選に出場する。

 15歳がまた一つ記録を打ち立てた。レース序盤、ドルーリーは集団の前方で様子をうかがっていた。留学生2人に前に出られたが、第2集団で果敢に争った。残り300メートルから加速して3位になると、最後まで死守。憧れの田中の高校1年生記録を塗り替え「しっかりと勝ちにこだわりながらタイムも出せたのは良かった」と笑顔で喜んだ。

 快挙を達成しながら「悔しさの方が少し大きい」と言葉には負けん気ものぞいた。予選では後続を引き離したラストスパートでの勝負に「ラストもう1段階上げて、もう一つ順位を上げたりしたかったけど、そこが課題」と即座に反省。「タイムも良かったけど、もうちょっといけたかなという部分はある」と向上心は尽きない。

 今大会が初の総体。2連覇したカロラインら強敵と争い「初めて留学生の速い選手と一緒に戦うことができた。今後そういった機会が増えると思うので、いい経験になった」と大きな収穫を得た。

 4日は800メートルの予選と準決勝、5日には決勝が控える。今大会のエントリー記録は全体4位と、上位は射程圏内。「1年生だけど、そういったことを考えずに、自分のパフォーマンスに集中して臨みたい」。後半戦も臆さずに挑む。

 ◆ドルーリー朱瑛里(どるーりー・しぇり)2007年11月16日、岡山県津山市出身。小学4年の時に津山ジュニアで陸上を始めた。昨夏の全国中学選手権の1500メートル、秋のU16大会の1000メートルを制した。今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝(京都)は3区(3キロ)で17人抜きの区間新記録を樹立。6月の中国高校総体では1500メートルで4分16秒76の中国高校記録(当時)をマークして優勝した。憧れの選手は田中希実。父がカナダ人で母が日本人。157センチ。

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