池江璃花子 涙の7位 予選、準決勝よりタイム落とす「これが国際大会の難しさ」

 女子50メートルバタフライ決勝を終え、インタビューを受ける池江璃花子(撮影・中田匡峻)
 女子50メートルバタフライ決勝、力泳する池江璃花子
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 「競泳・世界選手権」(29日、マリンメッセ福岡)

 女子50メートルバタフライ決勝は、21年東京五輪代表の池江璃花子(23)=横浜ゴム=が、25秒78で7位に終わった。

 6年ぶりにたどり着いた世界の決勝舞台でも、負けることは何より悔しかった。今大会11レース目で迎えた池江の本命種目・50メートルバタフライ。復帰後から課題にしていたスタートで出遅れると、海外勢に手を回すたびに引き離された。

 25秒78で7着。復帰後ベストを0秒03更新すれば、メダルに届いていただけに「1%でも勝てる可能性があるならそれを信じていた。本来の力を発揮できたら25秒前半では確実に泳げていた。これが国際大会で戦うことの難しさ」。目を赤くさせ、涙がこぼれた。

 ただそれでも大病を乗り越えて戦う勇姿が、人々の心を打つことは変わらない。自国開催の大一番にスタンドで見守った母からは「感動したよ」とメッセージが届いた。池江は「結果が出なくて自分を責めてしまうけど、応援してくれる人は泳いでいる姿を見て喜んでくれる。楽しんでもらえたんじゃないかな」と胸を張った。

 勝負は来年。50メートル種目は五輪非採用のため、今後は100メートル種目に注力していく。「国際大会で結果を出すのは難しいのは分かりきってる。でも、ここで戦って勝つことで本当に自分が戻ってきたといえる。まだまだ諦めずにこの先も頑張っていきたい」。次はパリの舞台で完全復活を証明する。

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